最近では、50代、60代でも都会と田舎のデュアルライフを楽しむ人が増えてるんですって。
二拠点生活を始めるには、物件を購入する、賃貸で借りるなどいろいろなスタイルがあります。
さまんさもどんなスタイルにするか、いまはいろいろと調査中。
そんな中、発見したのが二拠点生活に使える「旅のサブスク」「宿のサブスク」なんですよね。
二拠点生活で使える
サブスクってなにワヌ?
簡単にいえば毎月定額を払って、
提携してる部屋や宿に泊まれる
お得なシステムってところかな。
物件所有と賃貸のちょうど中間、いいとこどりのメリットもありそうです。
ただ、気になるのがわたしのようにペットと暮らしている人にとっては、
ペットOKの滞在先があるかどうかですよね。
入会したけれど、犬と泊まれる施設がない!なんて焦らないように、
ペットOKの二拠点生活サブスクをご紹介します。
デュアルライフでサブスクを検討しているなら、ぜひ比較検討してみてくださいね。
二拠点生活でサブスクを使うメリット・デメリットは?
手軽に二拠点生活が実現できるということで、サブスクが注目を集めています。
そこで、二拠点生活にサブスクを使うメリット、デメリットをまとめてみました。
二拠点生活にサブスクを使うメリット
やはりメリットは
コスパと自由度じゃないでしょうか。
- 初期費用や維持費、管理費用がほとんどかからない
- ひとつの場所に縛られず、好きな場所が選べる
- 物件の維持や管理の手間がない
- サービスによっては「オーナー気分」も味わえる
- 都合が悪くなったら気軽にやめられる
物件や別荘を購入するとなると、まとまった金額が必要になりますし、維持費もかかります。
賃貸物件でも、滞在していない間の家賃や水道光熱費の基本料金はかかりますよね。
その点、サブスクであれば毎月決まった金額を払えば、基本的にはそれ以上のお金はかかりません。
さらに、物件を購入してしまったら、デュアルライフをやめたり、別の場所に移るのは困難。
賃貸でも敷金・礼金がムダになっちゃう場合があります。
だいたいのサブスクは全国(海外含む)の物件やホテルなどから、
気分や目的に合わせて好きな場所を選ぶことができますよね。
会員制というプライベート感もあって
オーナー気分を味わえるサービスもあるよね。
また、仕事の都合でデュアルライフができなくなったり、飽きちゃったってときはすぐにやめられます。
デュアルライフに興味はあるけど
やってみないとわかんない…
って人には「お試し」できるワヌ!
いきなり本格的に二拠点生活を始める前のシミュレーションにも向いていますね。
二拠点生活にサブスクを使うデメリット
一方で、そんな便利なサブスクにも、デメリットはあります。
- サービスによっては追加料金がかかる
- 予約がとりにくい場合がある
- 地域が偏っているサービスもある
- 物件数がまだ少ないサービスもある
- ペットと滞在できる場所が少ない
自分の物件ではないので、
オンシーズンは予約が取りづらい
ってこともあるよね。
また、始まったばかりの新しいサービスも多く、地域や拠点数がイマイチ…っていうサービスも。
さらに、ペット連れNGのサービスもけっこうあるので
犬と一緒に二拠点生活したい人にとっては、まだまだサービスや物件に限りがありそうです。
犬やペットOKの二拠点生活サブスク 4つを徹底比較
わたしのような犬連れで二拠点生活をしたい人にぴったりなサブスクサービスを探してみました。
SUNUなど人気のサブスクを徹底比較しますよ。
unito(ユニット)
unitoはホテルをメインに住むように暮らせるサブスクサービスです。
展開エリア | 日本全国 |
月額料金 | 月3万円代~(物件により異なる) 初回登録料9800円 |
物件数 | 250か所以上 |
その他 | 1ヵ月単位の契約(滞在日数で価格が変動) |
ホテル、コンドミニアム、ドミトリーなど好きな部屋を「1ヵ月単位」で借りるスタイルですね。
月10日、20日、30日など滞在日数で価格が変わります。
また、特徴的なのは「リレント機能」があり、
滞在しない日は他の人に貸して、支払う利用料金の節約もできます。
- 検索条件に「ペット可能」のチェックボックスあり
- 検索結果は80件以上あるがそのすべてが東京(2023年9月現在)
わたしのように沖縄や北海道など地方での二拠点生活をしたい人には向いていないですね。
ビジネスで平日は東京に滞在、
ペットも連れていきたいという人には
すごく使いやすいワヌ!
HafH(ハフ)
HafHは全国や海外にある1000以上の宿泊施設があり、プラン別の回数を利用できるサブスクサービスです。
展開エリア | 日本全国・海外 |
月額料金 | 月9800円(スタンダード) 他料金プランあり |
物件数 | 1000箇所以上 |
その他 | HafHコインを貯めてグレードアップもできるシステムも |
1泊の2980円プランから、泊まり放題の82000円まで、ライフスタイルに合わせてプランを契約できます。
全国のホテルやコンドミニアム、また海外にも滞在先があるのが他と大きく違うところですね。
また、契約したプランによって毎月もらえる「HafHコイン」を貯めて、
宿泊できる日を増やしたり、豪華なお部屋に宿泊できるなどゲーム感覚のシステムも。
ペット可ホテルについては、「Q&A」に記載がありました。
- ペットと泊まれる物件は現在8件(2023年9月現在)下記参照
- 京都や沖縄などのホテルもあり
- 追加料金がかかる施設もある
こちらが「Q&A」に記載があったペット可の宿泊施設です。
【福島】
Nature cottage Akabeko
https://www.hafh.com/properties/703
※同伴者・ペットと一緒にご宿泊する場合は現地にて別途宿泊料金がかかります。
ペット:1頭/泊 2,000円
【千葉】
MYLAND-isumi-
https://www.hafh.com/properties/664
※詳細は施設ページをご確認ください
【石川】
B&B MIKAWA
https://www.hafh.com/properties/1031
※詳細は施設ページをご確認ください
B&B MIKAWA V
https://www.hafh.com/properties/1032
※詳細は施設ページをご確認ください
B&B NEAGARI ANNEX
https://www.hafh.com/properties/1030
※詳細は施設ページをご確認ください
【京都】
エースホテル京都
https://www.hafh.com/properties/1124
部屋タイプ:スタンダードキング
追加料金1泊1匹(15kg以下、狂犬病予防接種済)14,300円
【岡山】
SETONITE
https://www.hafh.com/properties/2491
部屋タイプ:ドッグフレンドリーヴィラ 2食(夕食・朝食)付 ※愛犬2匹まで同伴可能、
1匹あたり3,000円を加算
【沖縄】
ホテルハーベスオキナワ
https://www.hafh.com/properties/674
スタンダードルーム(2連泊以上ペット犬のみ2匹迄可)
※2連泊以上の予約のみ受付可
※プランにペットの同伴料金が含まれています。
実はHafHは会員なんですよね。
人間だけで何回か利用したことがあります。
犬連れじゃなければ物件数は豊富で選びやすい!
沖縄の犬OKホテルがあるのは
うれしいワヌ!
ペットとのワーケーションや旅行で使いたい人にとっては、魅力的なロケーションもありますね。
goodroom サブスくらし
goodroomは、全国700の施設に気軽に長期滞在できる
ホテル・マンスリーのサブスクリプションサービスです。
展開エリア | 日本全国 |
月額料金 | 初回事務手数料 9800円 月額料金基本料金69800円~ |
物件数 | 700か所以上 |
その他 | マンスリーマンション物件がある、宿泊1施設最低14日以上 |
1泊ずつの予約よりも価格を抑えたgoodroom専用の長期滞在プランがあり、
14泊以上の長期滞在がお得なサービスです。
清掃頻度やサービスを最低限に抑えることでリーズナブルな価格を実現しているそう。
ビジネスの長期滞在などではホテルより安くなるので使えそうなサービスですよね。
- 検索条件に「ペットと宿泊OK」の項目がある
- ペットと泊まれる物件は現在7部屋(2023年9月現在)
- そのすべてが浅草など東京で検索当時は満室
「ペットOK」の物件はすべて東京だったので、
ペットと一緒に東京で二拠点暮らしをしたい人には便利かも。
ただ、犬OKの部屋数があまりないので万年満室状態の可能性もありますね。
SANU 2nd Home(サヌ セカンドホーム)
月額5.5万円で、自然の中にもう一つの家を持つ感覚のセカンドホーム・サブスクリプションサービスです。
展開エリア | 日本全国 |
月額料金 | 月額5万5000円 ※週末料金、清掃料金は別途 |
物件数 | 11拠点 2024年末までに19拠点が追加で計30拠点、200室の予定 |
その他 | オリジナル建築の「SANU CABIN」はサスティナビリティにも配慮 |
「別荘ライフ」に憧れているなら、別荘を購入するよりずっと気軽にスタートできるサブスク。
物件は森、海、湖など自然の中に位置し、
現在は長野、山梨、伊豆など首都圏からアクセス良好な場所が多いです。
サステナビリティを追求した建築と空間デザインで、
「おしゃれな意識高い系」の二拠点生活という印象ですね。
ただし!
現在(2023年9月)は会員枠が満員で、
ウェイティング登録が必要だそう。
- SANU CABIN – Dog Friendlyという犬OKのキャビンがある
- 1泊あたり3300円 の愛犬同伴利用料金が追加
- 愛犬2頭(小型犬、中型犬、大型犬)まで同伴可能
- 専用キャビンは床材が犬に優しかったり備品なども用意
SANU CABIN – Dog Friendly
河口湖 3室
白樺湖 2室
八ヶ岳 3室
軽井沢 2室
レビューでは「予約が取りにくい」という声もあり、犬専用キャビンも争奪戦になっていそう…。
ただ、今後は北海道のニセコ、鹿児島県の奄美、淡路島や伊豆へも展開予定ということで、
自然が豊かな地域でのワーケーションや二拠点生活を望むわたしには魅力的な部分も多いです。
我が家がデュアルライフでサブスクを使うなら
ここがいちばんイメージが近いかもワヌ!
とりあえず物件が増えるのを待って、登録してみようかと思います!
ADDress、LivingAnywhere CommonsはペットNG
他にも気になっていたサブスクを調べてみました。
ADDress
全国に数百か所ある生活拠点を手軽に利用できる住まいのサブスクサービス。
「リアルな二拠点生活が体験できそう」と興味を持ちましたが
「Q&A」でペットNGと表記されています。
LivingAnywhere Commons(LAC)
好きな場所でやりたいことをしながら暮らす生き方を
一緒に実践することを目的としたコミュニティ。
こちらも「人との交流が面白そう」とサイトを見てみましたが
「Q&A」でペットNGの記載がありました。
どちらも興味を持ったサブスクだったので
ペットNGは残念でした…。
2023年9月現在の情報なので
もしかしたらペットOKの物件も増えるかもワヌ!
追って状況を追記しますね!
犬連れ二拠点生活にサブスク|いまのところの結論
今回、ホテル系、マンション系、別荘系などさまざまな「宿泊サブスク」を犬連れの視点で見てみました!
unito、goodroomは
東京でペットといっしょに二拠点生活を
したい方にとっては便利ですね。
長期滞在の際に、首都圏でペットOKのホテルを探すのは大変そうです!
もし、そんな機会があれば利用してみたいですね。
HafHは逆に沖縄など観光地や地方都市にペットOKの施設がありました。
まだまだペットOKの施設は少な目ですが、
人間だけの旅行も多い人にとっては、施設数が多いので使いやすいサブスクかも。
そして、わたしの理想のデュアルライフ実現に一番近いのは自然の中に滞在できるSANUですかね。
ただ、場所が偏っているのと、まだまだ会員数の割にペットOKのキャビンが少なすぎる印象。
月5万5000円で始められるのは、デュアルライフを体験するには、
ちょうどいいコストなのかなと感じています。
2024年末までに拠点が増えるということなので、
様子見て会員登録してみたいです!
ペット連れが、旅、宿泊、別荘サブスクを利用するメリットは、
ペットOKのホテルや宿を探さなくて済む、プライベート感を感じられる、予約が取りやすい…
などだと思うのですが、現状のところあまり恩恵を感じられないような気がしました。
いまのところの結論は…
Airbnbでいいんじゃね?
オレもそう思うワヌ…
Airbnbでも「ペットOK」物件はけっこうな数がありますし、長期滞在も応相談のところが多いですからね。
月額制のサブスクではないですが、お値打ちの施設も多くコスパは悪くないんじゃないかと思います。
今後、ペット連れ歓迎の
旅・宿泊サブスクが出現してくれるといいなー!
っていうのがホンネですかね!
また、今回紹介したサブスクにも体験してみた上で
二拠点生活にサブスクを活用するメリットを見極めてみたいですね!
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